新入社員研修受け入れ
去る、5月11日より約3週間にわたり本校の卒業生6名が就職でお世話になっている有料老人ホームや高齢者向け住宅の企画・運営を手がける(株)生活科学運営の新入社員25名を研修生として受け入れました。取締役人事部長の本永氏が本校の卒業式に出席された際、混合教育の成果を目の当たりにして、福祉の仕事を理解するにはこの教育環境を体験させることが一番だと直感し、是非新入社員に研修の機会を与えてほしいと願い、話がまとまりました。牛丼でおなじみの吉野家ディー&シーの人事担当の方なども研修にいらしたことがありましたが、一般企業のしかもこれだけ大勢の方が一度に研修したのは今回が初めてでした。これからの福祉に少しでもお役に立てれば幸いです。
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説明を受ける研修生の皆さん |
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平成20年度に向けて 平成20年度の新1年生から専門学科カリキュラムの完全選択制を導入いたします。
現在、本校の専門学科は家政高等課程(調理・被服)、技能高等課程(情報処理)、文化教養高等課程(絵画・陶芸・体育)の3課程6コースからなり、入学時に1コースを選択して3年間履修し、個々の生徒に状況変化等が生じた場合であってもコースの変更が出来ません。しかし、創立20年が経過した現在、入学してくる生徒の個性と進路の多様化、更に中学校段階で1コースに決めることは非常に難しいとのご意見もあり、来年度より「職業観の育成」という観点から、本校在学中の3年間に最大6コースの専門学科を履修できるようにしました。更に2年生の後期からは大学入学希望者のために「大学受験コース」を新設します。もちろん今まで通りひとつのコースを3年間継続して履修することも可能ですが、この専門学科の完全選択制により職業教育の充実と共に生徒一人ひとりのニーズに十分に応えられるものとなることでしょう。
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