総合「環境教育~気づくことが大切~」 6月8日(火)の総合では、前回の1~3年生に続いてNHK解説委員の室山哲也さんに地球環境についてお話をしていただきました。4~6年生を対象ということで、地球環境について3択クイズや宇宙からの映像、研究データなども盛り込まれていて、よりわかりやすく深い内容でした。
室山さんが子どもたちに伝えたかったことは3つありました。一つは「見方を変える」(鳥の目・虫の目・ズラシの目)ことです。…同じものを見ていても同じに見えているとは限らない。だから、いろいろな見方をしたり、いろいろな考えがある。それをきちんと受け入れられることが大切である。これは友だち関係でも同じことがいえる。
二つめは「地球は無限ではなく、有限である」ということです。 …この地球で生きていくしかない。人類は誕生してまだわずかなのに、どんどん増えて、地球を汚し壊している。限られた資源をどのように使っていくかが大切である。
三つめは「知恵で勝負!」(人類は地球上で唯一考える力を持っている)…百年後までの気温上昇シミュレーションや宇宙ステーションから見た夜の地球の映像から私たちはこれから何をしていけばよいのか。みんなの知恵を出し合って考えてほしい。
室山さんが子どもたちの意見に耳を傾ける場面が多くありましたが、彼らの率直な意見をしっかりと受け止めていただきました。 (画像:地球環境について)
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