中学校では学園創立50周年事業の一環として、22年度から24年度まで、校舎改修と増築の工事が3期に分けて行われます。今年の夏には第1期の工事が完了し、生徒通用門に新しい門が設置され、生徒トイレと地下ホールは全面リニューアル、正面受付や給食搬入口も整備されました。
とりわけ生徒に好評なのは、日々の学校生活で使う通用門やトイレです。通用門は深いブルーの門に、テラコッタ調タイル張りのエントランスと階段。壁面や階段にはちょっとした秘密があり、それは、よく探してみるとそこかしこに「アンモナイト」や「三葉虫」の化石が埋め込まれていることです。シンボルツリーのしだれ桜やレンギョウが春には色を添えることになります。生徒トイレも広くなり、手洗いの鏡も大きく、明るい色調の空間となりました。また地下ホールはエンジ色の床に木目調の落ち着いた壁となり、新たに「アミティエ(フランス語で“友愛”の意)ホール」という名前がつけられました。全校での集まりや授業、来校者の説明会など多目的に使われています。
まもなく、第2期工事が開始されます。日常の学校生活への影響を配慮しつつ、改修、増築された校舎で、更に教育活動を発展させていきたいと思います。
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