今年の教育重点「すなおなこころ」は3年目のまとめの年です。園訓のひとつである「すなおなこころ」にこめられた意味をより深く考え、この3年間で各学年のカリキュラムを加筆修正しながら毎年の保育に反映してきました。
年度の終わりには教育重点と以下のような園内研究への取り組みをまとめて、毎年、保護者や地域の方々に発表しています。①「すなおなこころ」を育むために②絵本や紙芝居により身近に親しめる環境づくり③伝承するあそびと環境の関係について ~砂場を中心として~ ④混合教育を科学する心から捉える の4研究です。
教職員はこの1年も積極的に関前の地域行事や会議に参加したり、ボランティアをしたりして、幼稚園の取り組みを地域の皆様に伝わるように努力をしてきました。2月の地域ふれあいデーには、関前南小学校の校長先生をはじめ24組の方々が来園されて、年長児全員のハーモニカの合奏や混合教育の教育現場を視察して園児と直接ふれあっていただきました。
ソニー教育財団が主催する幼児教育支援プログラム「科学する心を育てる」~豊かな感性と創造性の芽生えを育む~に、私たちの保育実践を論文にまとめて応募しました。テーマは『遊びの伝承と科学する心』~異年齢間で伝わること・伝わらないこと~です。今年は奨励園賞をいただきました。
そして、今年も保護者の皆様のご理解とご協力で子どもたちにとって思い出に残る1年となりました。満開の桜の花が咲く中で行った「ぴかぴか幼稚園」そして「入園式」から始まり2月の府中の森芸術劇場での発表会まで、子どもたちは幼稚園生活を満喫し一人一人が見事に成長しました。
(画像:発表会 フィナーレでの子どもたちの様子)
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