武蔵野東学園広報 第43号    平成26年(2014年)3月7日発行

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中学校

 英語教育への取り組み

 中学校では学年で1回以上は英語検定を受検することを勧めています。英検は筆記のみならず、2次試験で面接も行われるので、バランスよく英語力を伸ばすためには適しています。今年度の取得状況は以下のようでした。英語学習の経験のない1年生はまず5級から受けはじめ、学年が上がるにしたがって上級にチャレンジしていきます。授業では2年生までに中学校課程の文法事項を終えるので、2年生の最後には中学校程度である3級以上を学年の8割が取得し、3年生では学年の50%以上が高校中級程度と言われる準2級以上を取得しています。
 毎年行われている聖心インターナショナルスクールとの美術交流や、ボストンからの来校者の方との交流、校内レシテーションコンテストなど、英語を使う、英語に関する行事もあり、これからも意欲的に取り組んでいってもらいたいと思います。

                      (画像 聖心インターナショナルとの美術交流)
 

 理科 観望会

 理科では毎年冬の時期、三鷹の国立天文台で定期的に行われる「観望会」に希望者を募って参加しています。今年度は12/13と1/10の「月の観察」、2/7の「木星の観察」に参加しました。
 「観望会」はメインの50cm大望遠鏡による観察のみならず、例えば12/13の会では、南米チリのアタカマ高原にある電波望遠鏡からの画像の展示、天文台の研究者や大学院生による講義、屋外での肉眼での観察など充実した内容です。「質問コーナー」もあり、生徒は興味のあることについて次々と専門家の方に質問するほど、熱中した時間を過ごしました。
 「普段見慣れた月なのに、あんなにはっきりクレーターを見ることができて感激です」「木星の観察では、ガリレオ衛星の形まで見えました!」「肉眼でも冬の大三角と冬のダイヤモンドが見えました」など、宇宙への熱さめやらない感想が、生徒から聞かれました。

(画像:質問コーナーにて)

 高校入試 合格状況

 近年の高校入試においては、都立の進学指導重点校の人気が高まるなど、学力伸長を重視した傾向が見られます。一方、リーダーシップやプレゼンテーション能力が評価される面接や集団討論が取り入れられたり、中学時代の諸活動を総合した入試も行われています。
 15歳という心身ともに成長した時期に、自分の意志で将来を考え、努力することを学ぶ受験の機会は生徒を大きく成長させます。進学指導をカリキュラムの一環に位置付け、校内指導だけで受験に対応する十分な態勢の中で、今年も将来の目標に照らしてそれぞれが合格を勝ち取り、進路を決めました。

25年度(29期生) 高校入試合格状況
  〔国立〕お茶の水女子大附属(2名)
  〔都立〕日比谷(3名)、国立、西、
      国分寺(3名)、武蔵、両国、
      国際(2名)
  〔私立〕慶應義塾、慶應義塾志木、
      早大学院、早大本庄学院(2名)、
      ICU(4名)、明治大学中野、
      明治大学中野八王子(2名)、
      中央大附属、立教新座(2名) ほか

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