武蔵野東学園広報 第43号    平成26年(2014年)3月7日発行

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高等専修学校

  記念すべき第30回合唱コンクール

 昨年12月11日、三鷹市芸術文化センター(風のホール)において、第30回合唱コンクールが行われました。今年は30回目という節目のコンクールでもあり、オープニングでは、先生方から生徒、保護者の皆さんへサプライズプレゼントがありました。会場全体が笑いと温かさで溢れた中、今年も数多くの保護者の方にご来場いただき、大盛況の中でのコンクールとなりました。
 このコンクールは「学年対抗」と「クラス対抗」の2部制となっています。学年対抗の部は、学年毎に曲を選び、学年の団結力とカラーが色濃く反映されており、総勢70名の大合唱となりました。クラス対抗の部では、男女比の問題や、練習がうまくできずにクラスの中で話し合いをもちながら進めたことなど、各クラスの悩みや苦しみを乗り越えて、当日を迎えました。また、各学年C組がチームを組んで歌う「Team C」は、歌を楽しむことを重視し、保護者の皆様から大きな拍手をいただきました。結果は、3年生が底力を見せ、学年・クラス共に有終の美を飾りました。
 審査発表では、生徒たちの悲喜こもごもの表情が見られ、生徒それぞれがまたひと回り大きく成長した瞬間を垣間見ることが出来ました。30回記念にふさわしい意義深い合唱コンクールとなりました。

(画像:優勝した3学年の合唱)

 校名変更に向けての準備着々と

 学園創立50周年を迎える年、平成26年4月より「武蔵野東高等専修学校」と校名を変更し、新たなスタートを切ることになっています。現在、変更に向けての諸準備を着々と進めているところです。
 では、何故校名変更が必要であったのかという事由について少しふれておきましょう。そもそも本校設立にあたって考えられていた校名は「武蔵野東高等専修学校」であったことをご存じでしょうか。当時学校として認可するためには、課程・学科に関わる文言を校名の中に入れなければならないとの行政側からの助言があり、当時設置課程であった芸術高等課程・家政高等課程・技能高等課程の中から「技能」という文言を入れて申請し直したという経緯があったのです。しかし、平成20年度から文化教養高等課程総合キャリア学科にカリキュラム変更して、校名と学習内容がそぐわなくなってしまいました。さらに、高等専修学校という学種への理解が進み、晴れて課程・学科に関わる文言を入れなくとも認可を得られるような時代となり、ようやくここで設立にあたって考えられていた校名「武蔵野東高等専修学校」への変更が認められたのです。その証として、本校の校歌の歌詞を見ていただければ一目瞭然です。「~ われらの母校 武蔵野東高等専修学校」とあります。

   (画像:新校名となった正面玄関)

 3年生全員が進路決定

 今年度の3年生もお陰様をもちまして全員が進路決定をすることができました。就職状況も少しずつ上向きになってきてはいるものの、まだまだ職種の偏りや企業側の慎重なる選考が続いており、厳しいものがあります。生徒たちも山あり谷ありで様々な苦労を乗り越えて内定をいただくことができました。進学においても、各自が目的意識をもって大学・専門学校に進路を定めることができました。今年度も「進路指導《職業観の育成》」「自己開示と表現力の強化」を重点に掲げ、様々な取り組みを行った成果が3年生の進路決定に現れたと言えるでしょう。

       (画像:進路決定者貼り出し)     次のページへ(教育センター)