武蔵野東学園広報 第45号    平成27年(2015年)3月9日発行

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高等専修学校

  第9回 公開授業

 平成26年7月5日(土)、第9回公開授業「発達障害のある生徒への職業教育の実際-混合教育の成果-」をテーマに武蔵野東学園創立50周年事業の一環として、5年ぶりに開催致しました。北海道から沖縄までの高等専修学校の先生方や都内の中学校の先生方、本校への入学を希望されている保護者の方、総勢140名を超える皆様にご来校頂きました。全体会では、主催校代表として清水校長の挨拶、ご来賓として文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室長白鳥綱重様をはじめ3名の方々にご挨拶を頂き、その後本校生徒会代表による学校紹介を行いました。全体会終了後、午前は本校の6コースある専門教科の実技(2年生)と普通教科(1年生)、進学・就職学習(3年生)の授業を見学して頂きました。午後は、「実社会の中で活躍する発達障害のある卒業生たち-混合教育の成果-」と題し、映像による事例紹介を行いました。本校を卒業し、実社会へ巣立っていった卒業生たちが、それぞれの職場で活躍している現在の様子について、本校の進路指導部の教員が卒業生の業務を実際に体験した様子を交えることによって、その比較も含めてご覧いただきました。発達障害のある方であっても、これだけプロフェッショナルな業務を行っていることをご参加いただいた皆様にご理解いただけたのではないかと思います。その後の分科会では、「発達障害とは」「生活療法とは」「混合教育とは」「障害のある生徒の教育支援」の4会場に分かれ、本校で行っている教育や事例に関して情報発信をさせて頂き、意見交換を行いました。ご参加頂いた皆様からは、本校のきめ細かい取り組みに対してご評価いただき、多くの情報をお持ち帰りいただくことができました。公開授業を通して、多くの方々と交流を深めることができ、高等専修学校の将来像を共に探る良い機会となりました。 

(画像:実社会で活躍する卒業生の事例紹介)

 南アルプスチロル学園を拠点とした農業従事研修

 「自然に親しみながら規律正しい集団生活を送るとともに、農業従事体験を重ねることにより、本学園卒業生の農業分野での就労の可能性を追求する。」ことを目的として実施している農業従事研修は、山梨県南アルプス市が所有していた南アルプスチロル学園を本学園として借用し、そこを拠点とした研修となりました。改修された施設を使用するにあたり、施設内及び周辺の清掃や備品の整理等もこの研修で行い、使い勝手の良い環境となり、以前にも増して充実した研修が行えるようになりました。今年度も5月、6月、9月、10月と5期に分けて48名の生徒が参加しました。来年度からは、本校の生徒だけではなく小学校児童、中学校生徒の研修施設として、更に部活動の合宿等でも活用することになっていく予定です。        (画像:畑の開墾 体験の様子)

 50周年を記念した紫峰祭

 

タイムカプセルセレモニー

 
 

ステージショーフィナーレ

 

 平成26年11月14日(金)、学園祭記念式典を午前中に終えた後、前夜祭の一部としてタイムカプセルセレモニーを行いました。10年後の自分へのメッセージカードのほか、クラス全員でTシャツに書いた寄せ書きや、たくさんの想い出が詰まった記念写真などをカプセルに入れました。一人一人がいろいろな思いを抱いて臨んだこのセレモニーは、忘れられない思い出になることでしょう。このカプセルを開ける日は、10年後になります。また、翌日15日(土)、紫峰祭当日のステージショーは、初めての試みとして、体育コースとファッションコースがコラボレーションしたステージショーとなりました。集団行動あり、ダンスあり、ファッションショーありと一つのステージの中に生徒たちによる様々なパフォーマンスが盛り込まれ、当日のお客様から大好評を得ました。

 

 

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