9月9日から11日にかけて、高松副所長がスウェーデンのカロリンスカ研究所で開催された「ICF自閉症コアセット決議会議」に参加しました。ICFとは “International Classification of Functioning, Disabilities and Health(国際生活機能分類)”の略称で、病名や障害名、また知能指数だけでは測れない個の状態や支援の必要度合い等を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」、また個の状態に影響を及ぼす「環境因子」といった包括的な視点で評価するための世界共通の概念です。
この会議には、スウェーデン、イギリス、ドイツ、イスラエル、インド、南アフリカ、アメリカ、日本など、WHO(世界保健機構)の加盟国から自閉症関連の専門家等(精神科医、大学教授、作業療法士、言語聴覚士、教育者等)が20名招聘されましたが、日本からは武蔵野東学園が唯一の参加となりました。 |