サマープログラム(7、8月) 今回は、幼児から中学生までの子どもたちが、近隣はもとより九州、近畿、中部、東北地方等、全国から延べ145名が集まりました。
年中児は、夏の遊びや食べ物を題材に、クレヨン、のり、ハサミを使った製作を楽しみました。年長児は「南の島のハメハメハ大王」をテーマに、製作から音楽まで生活全般におよぶストーリー仕立ての活動に夢中になって取り組んでいました。毎日行われるサンライズホールでの合同体育では、「ようい どん」や「とまる」の合図に従うことや、自分のクラスの先生や友だちのところに集まることなど、遊びを通して園や将来的には学校でも必要となる集団行動を学びました。保護者からは、たった5日間の体験でしたが、「相手の顔をよく見て話すようになった」「活動することに自信を持ち園での取り組みが改善された」といった報告が寄せられました。
小1~4年生は「手紙」を題材にして文章や宛名の書き方を学び、保護者や先生、他の学年の子どもたち等、プログラム参加者全員と手紙のやり取りを楽しみました。自分宛に届いた手紙に思わずこぼれる子どもたちの笑顔が印象的でした。手紙をもらう喜びを感じることで、手紙を書く喜びを知る機会となったことでしょう。また、郵便配達員の帽子と腕章をつけて、「ひがし郵便局」を拠点に手紙の仕分けや配達業務を体験し、郵便の仕組みも学ぶことができました。
小5・6年生は、たずねる言葉、伝える言葉、話を次に続ける言葉といった「話し合うために大切な言葉」について学習しました。机上の学習だけでなく、友だちとレクリエーションの活動内容を決める話し合いも経験しました。中学生は料理を題材に、レシピの読み取り(国語)と、数量・分量の理解(数学)の学習をしました。指定された人数分の食材をそろえたり、本物の道具を用いてレシピに沿った調理の疑似体験をしたりすることにより、分量の感覚や手順書に従う方法を学びました。
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