武蔵野東学園広報 第54号    2019年 9月27日発行

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高等専修学校

  文部科学省委託事業採択
  2019年度の文部科学省委託事業「専修学校による地域産業中核的人材養成事業(学びのセーフティネット機能の充実強化)」について、本校より「発達障害など特別に配慮が必要な生徒の社会自立のための教育・就労支援及び卒業後の定着フォロー支援モデル事業」を提案し、採択されました。そしてこの事業の実証講座として、9月21日(土)に全国高等専修学校協会会員校、都内公立中学校の先生方、卒業生がお世話になっている企業や福祉事業所のご担当者の方を対象に公開授業を開催しました。この公開授業をとおして、「教育の質の向上と職業教育の充実」の主旨に沿い、高等専修学校が学びのセーフティネットとして機能していることを発信し、その存在価値を示し、社会的認知向上を図る契機となりました。またあわせて、全国の高等専修学校で学ぶ生徒が生きがいを持って社会で働けるよう就労の門戸拡大につながればと考えています。 

 北海道での酪農体験

木嶋牧場にて

  5月13日から4泊5日で北海道学習が行われました。北海道学習の4日目のプログラムに酪農体験が入っており、今年度も生徒たちは大きな期待を胸に参加しました。当日は、好天に恵まれたくさんの笑顔の中でスタートしました。バス号車ごと分かれて木嶋牧場さんと奥澤牧場さんにお伺いし、子牛とのふれあい、乳牛への餌やり、身体のブラッシング、乳搾りを体験させていただきました。そして今回は、子牛誕生の瞬間にも立ち会うことができました。産後の母牛へカルシウムを与えたり、産まれたばかりの子牛の身体を乾草で拭くという貴重な体験もさせていただきました。酪農は人の命を作るためには欠かせないというお話を頂き、食卓に当たり前のようにある牛乳や牛肉がどのように作られ私達の元へ届けられているのか、酪農という仕事の大切さを学ばせていただく貴重な時間にもなりました。体験の最後には、自分たちで搾乳した牛乳で喉を潤しました。とても濃厚で甘みのある優しい味に感激していました。

 

 全国高等専修学校体育大会

校内表彰の様子 

 7月22日(月)~24日(水)の3日間、山梨県南都留郡富士河口湖町富士北麓公園を会場に、第29回全国高等専修学校体育大会が開催されました。本校は、男子駅伝、男子陸上競技、男子卓球、男子軟式野球、スポーツウエルネス吹矢、男女自転車競技の7種目に、総勢37名が参加しました。今大会では、有志として参加した美術部の3名の女子が女子自転車競技の団体戦(3名の合計タイムで競う)で優勝に輝きました。また、男子陸上競技400mで3年生の岩崎君が昨年に引き続き優勝することができました。来年度は、いよいよ30回という記念大会です。本校の生徒たちの更なる活躍を期待しています。

 夏休み中に

新しい椅子と机が設置された教室

 夏休みを利用して全教室の机と椅子の総入れ替えを行いました。机は、明るい教室をテーマとして白い盤面にし、椅子はスカイブルーにしました。9月の登校初日に、生徒たちは新しい机を大変喜んでくれました。また、ICT教育推進のため、校舎内全域に無線LAN環境を整備する工事を行いました。更に、生徒用iPadを20台追加しました。今後は、各教科で幅広く活用し、効果的な学習の一助となればと期待しています。  


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