第15回
毎日カップ「中学校体力つくり」コンテスト
日本中学校体育連盟賞受賞
全国3310校中上位6位以内
主催 毎日新聞社 後援 文部科学省
毎日新聞社が主催する、このコンクールは、文部科学省、日本中学校体育連盟、日本学校体育研究連合会が後援、文部科学省実施要項に基づく新体力テストの記録から「体力つくり」の実践を通して「たくましく生きる力」の育成に成果を上げている全国の中学校を表彰するものです。審査基準は、「体力つくり」実践にあたって「生きる力」の育成にどう結びつけているか。学校全体としての体力つくりの実践の成果はどうか。「個人の継続」に向けての指導上の工夫・アイデア(生徒の自主性、体育の苦手な生徒への指導の工夫、授業の工夫など)、保護者や地域との協力など。単に体力テストの結果にとどまらず総合的な視点で厳正な審査が行われた上で受賞が決定します。
中学校はABクラスに新体力テストを取り入れた一昨年度、東京都の学校としては初めての「特別賞」を受賞(全国3099校中上位40校)、昨年度も「特別賞」を受賞(全国3218校中上位40校)しました。
今年度は新体力テストの記録において、本校の成績が全国の上位数校(東京都内の中学校で女子は2位、男子は3位)の成績の中に入っているという連絡があり、学校訪問による二次審査を受けました。その結果、体育授業と部活動などとのバランスがよくとれていることを顕彰する日本中学校体育連盟賞の受賞となりました。
当日来校された審査員の方々は、学校全体に肥満している生徒が少ないこと、生徒が表情豊かに体育活動に取り組み、特に先生方と生徒のコミュニケーションが十分にとれている雰囲気が感じ取れること、また全国コンクールで連覇を果たしているダンス部については「久々に本物を見た」との感想をいただきました。自閉症の生徒が共に学んでいることについては、生徒へのインタビューの中で、互いに自然な気持ちで学び合っていることが理解いただけたようでした。
中学校は施設こそ十分ではありませんが、授業や行事を意義あるものに工夫して先生と生徒とで地道に取り組んできた成果が認められた、ということで喜ばしい受賞となりました。
(写真:「縄跳び練習に励む生徒たち」) |
「学校へ行こう!」 後援会の大きな輪
子どもが中学生になると、お父さんはちょっと学校から足が遠のきがち。しかし今年の中学校では、お父さんに「将来観」についての講演をしていただいたり、学園祭では、「おやじの店
“居酒屋ひがおやじ”」をはじめゲームや腕ずもう大会のイベントを企画・運営していただくなど、有志として名乗り出られたお父さん方の活動が、学校を一層活性化しています。
中学生にとっては、お父さんやお母さんが身近な将来モデル。保護者の方が学校にいらっしゃるのは、内心うれしいようです。これからも中学校へどんどん足を運んで、生徒たちを応援していただきたいと思います。
大活躍のお父さん方 「おやじの店」
CDE組の劇 照明に映える
学園祭の催し物として毎年外部からのお客さまもみえて大盛況のCDE組の劇、今年は1年生が「サウンド・オブ・ミュージック」2年生が「二十四の瞳」3年生が「ベニスの商人」を上演しました。見る人を感動させる演技は練習のたまものですが、それを盛り上げる衣装や小道具にも手抜かりがありません。また今年は劇発表の場である体育館にスポットライトや色つきの照明が入るなど、その十分な効果が発揮されて、演技も一層映えました。この照明工事は学園創立40周年の記念事業のひとつとして設備充実のために進められたものです。
学園祭の劇 2年生 「二十四の瞳」
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