専門教科は、生徒一人ひとりの個性に対応するために、6つの専門コースと大学受験コース(2年次後期から)を用意し、自分の目標に合わせて自由に選択し履修することができるシステムを構築しています。コース選択は半期ごとの変更も可能で、在学中に自分の適性を見つけることが可能です。
絵画、デッサン、デザイン、レタリングなど美術の専門的な知識を学びながら、計画性や物事を最後まで全うする力の育成を目指します。キャンバスに向かって自由な発想で描く「自由制作」などの授業を通して、ひとつのことをやり遂げる達成感や、自分の想いを表現する楽しさを学び、生徒一人ひとりが個性豊かにのびのびと成長しています。
様々な競技やトレーニングを体験し、それに付随したスポーツ科学論やスポーツマネージメント論などの理論を学ぶことにより、心技体を鍛えることを目的とした授業展開を目指しています。そのほか、チームプレイによって培われるコミュニケーション能力の向上や、スポーツ文化の発展、地域または社会に貢献できるような人間育成を行っています。
被服、手芸、編み物などファッションに関する学習をとおして、つくるよろこびや着るよろこびを体験します。好きな布を選び、基礎となる型紙製作、デザインを考えハサミを入れて縫製まで、一枚の布が工程を経てだんだんと洋服のカタチになる楽しさを学びます。学園祭ではできあがった衣装を自ら着て、ファッションショーも行います。
日々進化するIT社会への対応を目指し、コンピュータの技術習得のほか、ワードやエクセルなどの実務的なバソコン操作はもちろん、簿記や会計など専門的な経理業務についてもあわせて学びます。また、検定資格取得の機会も多く、これまでに多くの合格者を輩出しています。そのほか、ビジネスマナーなども学べ、社会人として即戦力となる基礎を身に付けることができます。
土練りから焼成にいたるまで、陶芸に関する様々な専門技術を美術史などの学習と並行しながら体験・習得します。実用的な豆皿や食卓を彩る大きな器、感性を活かした抽象的な作品まで、独自の表現方法を追求していきます。自分の思い描いたものがカタチになる面白さ、思いどおりにいかない悔しさ、誰かに贈ってよろこんでもらえたとき、それらすべてが制作の原動力となります。
料理の楽しさを理解し、将来は調理師やバティシェとして活躍できるような専門的な実習やメニュー作成、製菓など、「食」に関するあらゆることを学んでいきます。また技術以外では、食べたひとを幸せにしたいという料理人としての原点を忘れぬよう、実習を繰り返します。そのほか衛生の授業では、「食の安全管理」に関して集中的に学びます。
卒業後に大学進学を希望する生徒は、2年次後期から「大学受験コース」を選択することができます。大学受験に必要となる普通教科を中心に、個別指導が可能な少人数クラスでのレベルの高い教料指導が行われています。また、小論文や時事問題演習にプラスして面接試験対策なども講じられ、様々な入試に対応した選学指導を受けることができます。