武蔵野東学園広報 第14号 【オンライン版】    平成15年(2003年)12月17日発行

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高等専修学校

  2学期制順調
  よりゆとりある学校生活に

 今年度から導入した2学期制での1年も余すところ約3ヶ月となりました。「東だより第13号」でもお知らせしたとおり、学校行事の円滑な運営とさらなるゆとりの確保ができ、充実した学校生活となっております。
 9月下旬には前期の試験を実施し、10月10日に初めての前期終業式を行いました。体育の日を含めて3日間の休みをとり、10月14日には後期の始業式を行い、後期も順調にスタートして現在に至っております。
 その間、校内マラソン大会、球技大会、スピーチコンテスト予選、紫峰祭、合唱コンクールなどの行事も無理なくゆとりを持って行うことができました。

 

 体育科
   着実に授業を展開

 今年度新たに開設した体育科は、現在1年生男子が10名在籍しています。前期の体育実技は、体操やバスケットボール、バレーボール、野球、卓球、ラグビーなどの球技を中心に行いましたが、後期前半は、格技・柔道を行いました。
 地下講堂に畳を敷き、基本の受け身から寝技、投げ技と力強く練習に励んでいました。(
写真) 日々の練習を通して肉体のみならず、精神的にもたくましく成長しています。なお、12月からは、武蔵野陸上競技場にて陸上競技を行っています。

 


体育実技 柔道

 NHKスペシャル放送で
教育関係者らの見学相次ぐ

 7月に放送されたNHKスペシャル、こども・輝けいのち 第6集「こころの二人三脚〜自閉症児と級友たち〜」への反響は、特別号でお知らせしたとおりですが、「人間教育を推進している専門学校が参考にしたい」 「大阪に混合教育の専修学校をつくろうと模索している」 「高等学校改革推進計画を策定し、具体的な取り組みを進めており専門教育のあり方を視察したい」 「不登校を卒論のテーマにしているので勉強したい」 など実際の現場を見てみたいと教育関係の方や教師をめざしている学生の見学依頼が相次ぎました。

 放送後に来校された方を一部ご紹介します。

・ 高知県立日高養護学校
   教員1名 8/26
・ 名古屋市立中央高等学校
   教員1名 8/28
・ 静岡くるみ共同作業所
      指導員9名 9/12
・ 早稲田大学  学生22名 9/12
・ 国立秩父学園付属保護指導
   職員養成所   学生1名 9/18
・ 駒澤女子大学  学生2名 9/29
・ 青山学院女子短期大学
      学生1名 10/15
・ 群馬県学校保健主事会
      教員10名 10/28
・ 武蔵大学  学生1名 10/29
・ 岡山県専門学校ビーマックス
      教員6名 11/12
・ 大阪YMCA国際専門学校
      教員1名 11/20
・ 北海道札幌星園高等学校
      教員1名 11/26
・ 多摩美術大学
      教員1名 学生7名 12/1
・ 八王子中学校研究会養護部会
      30名 12/2
・ ベルグループ「トライアングル」
      指導員14名 12/3
・ 岡山東商業高等学校
      教員1名 12/8
・ 文京区教育センター
      相談員4名 12/15     他

 卓球部、全国専門学校
 卓球選手権に出場

  高体連の大会にも出場してめきめきと力をつけている卓球部が、11月13日(木)・14日(金)の両日、駒沢体育館において行われた全国専門学校卓球選手権大会に出場しました。
 今回は東京都予選を勝ち抜いての全国大会出場で、男子ジュニアシングルス(高等課程)では、3年多田君が優勝、2年田中君が3位、3年五十嵐君と2年山本君が共にベスト8に入りました。男子ダブルス(専門課程・高等課程混合)では、2組共に専門課程の学生と対戦し、1回戦敗退となりました。しかし、団体戦(専門課程・高等課程混合)では、予選リーグで1勝1敗(共に専門課程)という結果となりました。
 残念ながら決勝リ−グには進めませんでしたが、予選リーグで本校が接戦の末負けた相手が優勝を手にしました。

 清水校長、中教審・教育
制度分科会・大学入学資格
検定部会臨時委員に

 この度、高等専修学校の清水信一校長が文部科学省の中央教育審議会・教育制度分科会・大学入学資格検定部会臨時委員(14名)のひとりに推薦されました。
 部長には学校法人渋谷教育学園理事長田村哲夫氏が就任され、今後、大学入学資格検定のあり方に関する専門的な調査審議を行うこととなります。

 署名運動へのお礼

 先般、お願いいたしました高等専修学校(専修学校高等課程)と高等学校の格差是正を求める署名にご協力いただきありがとうございました。おかげさまで多くの方にご賛同いただき、数多くの署名を集めることができました。今後も同じ後期中等教育である高等専修学校(専修学校高等課程)と高等学校の生徒との不公平を解消するために努力してまいりますのでご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 

 

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