武蔵野東学園広報 第16号 【オンライン版】    平成16年(2004年)7月9日発行

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高等専修学校

  職業教育と各種検定試験


平成16年度
全国経理学校協会検定ポスター
(16期卒寺田洋子さん 写真中央)

 高等専修学校では、職業教育の一環として各種の検定資格取得を目標に日々励んでいます。検定試験は、日本商工会議所(ワープロ)、全国経理学校協会(文書処理・簿記・税務会計・電卓計算・秘書)、全国商業高等学校協会(ワープロ)、各種の技能検定協会(ペン字・漢字・英語・ビジネス・レタリング・情報処理・日本語ワープロ)などで行っていますが、本校はほとんどの会場認定校に指定されており校内での受験が可能となっています。検定資格は、実務能力として就職や進学に有利になるだけでなく、本人の努力点として高く評価されています。また、検定資格取得の励みになるようにと、毎年、3年間で1番多くの検定資格を取得した(取得検定級を得点に換算して総合計の一番高い)生徒に送る「校長賞」を卒業式に授与しています。昨年度は、電卓検定3級、日本語ワープロ検定初段、全商ワープロ検定1級、情報処理技能検定1級、日商ワープロ検定2級、ペン字検定2級、他26種類の検定を取得した多田博君が「校長賞」を受賞しました。
 なお、今年度より日本情報処理検定協会が主催する10分間で漢字仮名交じり文を何文字入力できたかを審査するパソコンスピード検定と全国高等学校家庭科教育振興会が主催する食物調理技術検定、家庭料理技能検定委員会が主催する家庭料理技能検定(別会場にて受験)を新たに受験することとなりました。
 また、平成16年度全国経理学校協会の検定ポスターのモデル募集に応募した寺田洋子さん(昨年度卒業)が大勢の中から見事選ばれました。このポスターは、日本全国の大学・短大・専門学校・高等学校・高等専修学校に配られ、掲示されています。
各種の検定合格証書

情報処理検定試験
  銀座にて陶芸作品展示会

 中央区銀座の歌舞伎座にほど近い「ふるさと暮らし情報センター」(地域コミュニティーを支援する団体)において本校の芸術科陶芸コースの生徒が制作した陶芸作品の展示(販売)会が2回(第1回 4月19日〜5月10日・第2回 6月14日〜7月2日)にわたり行われました。これは、本校の卒業生が就職先としてお世話になっている(株)生活科学運営さんのご紹介により実現したものです。これまでの紫峰祭や卒業制作展、青山のこどもの城で行われる「アートスケープ」同様に作品展示や販売の機会が増えることで生徒の目的意識や向上心を高めることにもつながりました。また、別の角度から本校の教育内容を広くアピールすることもできました。 

ふるさと暮らし情報センター 展示された陶芸作品
 7月11日は職業教育の日

 日本はいま、高い失業率やフリーターが増加するなど、「仕事」や「職業」に関する問題が大きくなっており、仕事に就くために必要な技術や技能・知識を得ようと、積極的に「職業教育」を受けようとする人が増えてきています。このような社会背景のもと、全国専修学校各種学校総連合会では、あらためて「職業教育」についての考え方を深めてもらおうと、7月11日を「職業教育の日」として制定し、さまざまな企画・イベントを行っています。
 7月3日(土)、千代田区九段会館において『好きな仕事で、夢をかなえる!』を合い言葉に、「職業教育の日」の記念シンポジウムが開催されました。このシンポジウムでは、基調講演とゲストパネラーにKABAちゃん・株式会社ライブドア代表取締役堀江貴文氏を迎えたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションには本校3年B組の杉村海里さんがパネラーとして参加し、「職業教育」について話し合い、大勢の観客の前で堂々と将来の夢(職業)について語っていました。

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