武蔵野東学園広報 第28号 【オンライン版】    平成20年(2008年)7月17日発行

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小学校

  環 境 教 育

 小学校では、今年度「環境教育」を重点に掲げ、児童および教職員が一体となって取り組みを進めています。4月のアースデーでは地球環境の現状を知り、自分でできるエコを考えるきっかけとしました。4月はゴミゼロデーに向けて、友愛会学校美化部会が紅白対抗校内ごみ拾いを企画し、実施しました。また、学校美化部会からは、給食を残さず食べることが提案され、全校で取り組みを始めています。2週に1度計量を行い、一人ひとりがしっかりと食べることで、残飯(ゴミ)を減らそうという意識を高めています。このように出来ることから始める(アクションをおこす)気持ちを更に高めるために、『1(ワン)チャレンジ』~自分で出来るエコ目標~を葉っぱの形のカードに記入しました。その後、学年ごとに一文字、全学年で「2008eCo」をあらわし、サブアリーナに掲示しました。お互いの目標をみながら子どもたちには、共に頑張っていこうという気持ちが根付いてきています。こうした中、6月5日の環境デーには、東小学校の環境活動をあらわす、PECO(プロジェクト イースト エコ)マークを決定しました。応募作品114点から全児童および教職員の投票により決定をしました。
 一人では進まないことも、クラスや学年、部会、そして学校全体で進めていくことで着実に子どもたち一人ひとりに環境に対する変化が出てきています。今後は、11月の学園祭に向けて、ごみを減らすためのアイデアを子どもたちと一緒に考えていく予定です。
ペコマーク 全校児童で作成

 東エコクラブ

 東エコクラブは、平成10年から活動を始め、平成12年に環境省こどもエコクラブに加盟し、現在26名の部員で活動を進めています。今年度は、今まで継続して行ってきた清掃活動(ごみゼロデー三鷹駅周辺清掃)や自然体験に加え、ペットボトルキャップ(エコキャップ)の回収や地域の方と協力した「緑町コミュニティカフェ」の手伝いなども行いました。
 ペットボトルキャップの回収は、全校児童に呼びかけたところ翌日からたくさんのキャップが集まりました。更にキャップ回収の意図を多くの人に知ってもらいたいというエコクラブ部員の提案により、東幼稚園の運動会において活動意図などを説明し、協力をお願いしました。こうして現在までに、約30,000個が集まりました。
「緑町コミュニティカフェ」においては、緑町をきらきらした輝く町にしたいとの地域の方からの思いを受け、明るく、元気に、そして東っ子らしくお菓子の販売やグリーンカーテン作り用の野菜の苗、きらきらMapの配布を手伝いました。大変よい経験となりました。
 また、環境に関するイベント(TBSエコの日イベントGREEN WEEKやエコライフフェア2008・NHKecoパークなど)にも参加し、多くの人がいろいろな形で環境に関する活動を行っていることを知りました。その上で、自分たちも主体的に行動をしようと新たな活動を模索中です。

            まだまだ集めます

 交通安全教室

 6月3日、小学校では武蔵境自動車教習所の方に来校していただき「安全教室」を行いました。今年度は、道路交通法が6月に改正されたことをふまえて受講を希望された保護者の方々も児童と共に参加しました。今回の講習では、今までも規制されていた「自転車での二人乗りについて」や「飲酒運転の罰則が自転車においても強化されたこと」等について説明をしていただきました。また自動車の運転において、テレビなどでも話題に取り上げられている後部座席シートベルト義務化の重要性についても説明をいただき、参加された保護者のほぼ全員の方がシートベルト横転体験も行いました。
 日常、気軽な移動手段となっている自転車や自動車の安全な利用について、あらためて見直す良い機会となりました。

シートベルト体験人は急に止まれない

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