武蔵野東学園広報 第31号    平成21年(2009年)7月16日発行

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中学校

  幼稚園実習

 中学校のABクラスは2年生と3年生で計3回、武蔵野東幼稚園での実習を行います。第1回はもちつき大会の補助、2回目と3回目は普段の日の保育補助です。6月に行われた第2回の実習では、朝の準備から降園時にバスに乗っての見送り、降園後の教室清掃も行いました。元気一杯の園児と過ごし、さすがに中学生もへとへとでしたが、10年前の自分に出会い、実習を通して考えを新たにした生徒も多かったようです。以下は生徒の感想です。

・今回実習を行い、過去の自分を振り返ることができた。何より園児達の何事にも一生懸命取り組む姿勢を見て、今自分が忘れてしまっていた大切な事を改めて思い出せた。今自分は何事も要領よく楽にこなしていこうという考えが強くなっている。それはそれで大切な事なのかもしれないけれど、園児達の姿を見て、がむしゃらに一生懸命に何かをしようとする事は大切なのではないか。そう考えた。そう思わせてくれた園児達はとてもすごい力を持っていると思う。

・ 治療クラス(※自閉症児クラス)は、幼稚園実習中に一度は受け持ちたいと思っていたので、良い経験になりました。担任の先生を見ていて気がついたことは、何でも先生がやってあげるのではなく、自分一人で出来ることはやらせているところです。やってあげるのが優しさではなく、園児が誰の手も借りずに一人でできるようにするためにやってあげないのが園児のためになり、本当の優しさなんだと思いました。私は年少から12年間東学園に通わせてもらっていますが、今日のような日に「東にいてよかった」と感じます。 

 富士通の選手による部活(陸上・バスケット)クリニック

 昨年度来、富士通の方からは中学校の部活に関してご支援をいただいています。
 春休み中の3月21日には、富士通アスリートクラブに属する高平選手(北京オリンピック男子400mリレーの第3走者、銅メダリスト)による陸上部へのクリニックが行われました。走りのテクニックはもちろん、基本的な練習メニュー、モチベーションや物事の捉え方についての指導を受け、最後には高平選手と50mの本気勝負をしました。生徒たちはオリンピック選手の走りを目の当たりにして、憧れや感動を抱いたようでした。
 また7月3日には、昨年に引き続き富士通レッドウエーブ(バスケットボール女子日本リーグで上位)が来校して、バスケットボール部へのクリニックが行われました。船引選手始め3名の選手と薮内コーチ他2名のスタッフが来校して、ボールハンドリングやゾーンディフェンスなど中心に教えていただきました。生徒たちは、初め選手たちのダイナミックな動きに圧倒されていましたが、徐々にコーチの一言ひとことに集中し、真剣にプレーをしていました。そして終わりには、女子のキャプテンが夏の大会では必ず良い結果を出すと選手と約束しました。
 このような貴重な機会をいただけましたことを、富士通の方々にお礼申し上げます。
フォームについて指導 ディフェンスの練習

東中から初の国体出場   が決定!! (体操競技)

 6月28日に国民体育大会の体操競技東京都予選会があり、男子少年の部(中学3年~高校3年)で3年の神本雄也くんが優勝、神本達也くんが4位となり国体への出場資格が認定されました。中学生で国体へ出場するのは非常に稀なことで、かなりの実力といえます。ちなみに少年の部の2位と3位は武蔵野東中学校を卒業した高校2年生(2年前に全国優勝した時に中学3年であった村上くん、矢田部くん)で、東京都代表の4名全員が武蔵野東中学校の在校生・卒業生ということになりました。

『第64回トキめき新潟国体』(体操競技は9/29~10/2)での活躍を、学校全体で応援していきたいと思います。

 

 

 

 

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