武蔵野東学園広報 第32号    平成21年(2009年)12月17日発行

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小学校

  日野原重明先生 来校

 10月23日、6月にボストン東スクールを訪問された日野原重明先生が武蔵野東学園を訪ねてくださいました。寺田理事長との面談のあとに小学校や教育センター、チャレンジショップなどを見学されるということでしたので、小学校は全校児童が校庭に集まって歓迎しました。 
 校庭で体育をしていた6年E組の児童が朝礼台前までエスコート。そこからは、木村校長が全校児童に日野原先生の来校を紹介しました。全校で今月の歌「秋の子」を歌った後、6年生の児童が歓迎の挨拶。日野原先生の話を聞いた後、体育館で40分間「いのちの授業」を受けました。
 来校される前から日野原先生の書いた本を手にしたり、担任の先生から話を聞いたりと子どもたちの期待は高まっていましたので、先生の一言一句に集中していました。数日後に集まった日記や作文には、いのちの大切さや、人のために時間を使うことの尊さを素直に感じ取ったと思われる内容がたくさんありました。100歳になったらまた来ますねという言葉も心に刻まれたようです。本当に感謝です。

全校児童と一緒に いのちの授業

 親子租税教室

 11月17日、武蔵野法人会主催の親子租税教室が、4年生を対象に行われました。公立小学校では6年生を対象にすることが多いようですが、本校では、自分でお金を使う機会が少しずつでてくる4年生を対象にしています。消費税を取りかかりとして、なぜ税金が必要なのかを伝えてもらっています。
 いつもは税務署の方が説明をしてくれるのですが、今年は法人会の方が直接お話をしてくれました。子ども達の感想には「国によって消費税の値段がちがうことを初めて知りました。」「お店の人が1年間消費税をためて税務署に持っていきます。税務署には金庫がないので日本銀行に集めて、国会で議員さんが使い道を決めます。」「ビデオで見たように税金がないと公園とかがなくなって大変なので、やっぱり税金って大切だなと思いました」「この授業は、とてもいい授業で楽しかったです。」「税金という物はすごく大切な物です。その大切なお金をみんなのために、無駄に使わないでほしいです。」というものがあり、税金についてよく考える機会になりました。    (画像 武蔵野法人会の方より)

 新・太陽の門

 正門を90度開くと見えてくる図柄に、大きな太陽が描かれて以来、正門を『太陽の門』と呼ぶようになったのですが、11月11日、そのデザインが新しくなりました。
 今回は、児童のアイディアを生かしたデザインです。 大きな木には、四つ葉のクローバーをくわえた小鳥が止まっていたり、みんなの大好きな石山が登場したり、校庭の下には「ヒガシザウルス?」らしき化石も埋まっている絵です。 「校庭を掘ったら化石がでてくるのかなぁ?」「掘ってみたいなぁ。」という声も聞かれました。
 来校されたときはぜひご覧になってください。

(画像
  新しいデザイン)

 サイエンスグランプリ

 本校では毎年、5年生の理科自由研究の中から、東京電力主催・旺文社協力の「サイエンスグランプリ」に応募しています。これまでも数多くの賞をいただいてきましたが、今年は「地区グランプリ」を5年B組の清水信彦君が受賞しました。研究テーマは「冷たい水が飲みたい!!」です。いろいろな角度から水が温まりにくい方法を調べ、結果をグラフ化して細かく分析するという、科学的な思考の流れが明確になっている点と意欲に満ちた取り組みが評価されました。東京B地区(応募点数2247点)の中から10名の研究が選ばれ、その中で1位という特別な賞です。
 12月5日、東京電力多摩支社で行われた授賞式には、ご家族や高野先生と一緒に参加しました。今後は、10地区の各グランプリ作品の中から総合グランプリなどが決定します。
     

 

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