武蔵野東学園広報 第38号    平成23年(2011年)12月19日発行

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幼稚園

  幼稚園に素敵なプレゼント

 平成22年度卒園および平成23年度に卒園される保護者の皆様より、卒園記念品として「園歌挿入画」を贈呈いただきました。園歌挿入画とは、一枚の絵の中に園歌を記したものです。絵画そのものが武蔵野東幼稚園をイメージして描かれていて、中には夏の制服と冬の制服を着た園児が空を飛んだり、鳥に乗っていたりして、楽しく遊んでいる様子が表現されています。
 この作品は、イラストレーターの笹沼香さんが描いてくださいました。笹沼さんは作品を構想するにあたり、保育の様子もご覧になり、まさに本園の雰囲気を表現してくださっています。
 子どもたちには創立47周年記念式典でお披露目しました。子どもたちも「うれしい」「かわいい」「綺麗」「上手」と、とても喜んでいます。この絵は第二幼稚園ロビーに展示していますので是非ご覧下さい。
          (画像:式典で子どもたちに紹介している様子)   

 幼稚園ではじめて出会うトイレのことを考えました

 家庭から離れての子ども社会である幼稚園。園児にとっては、トイレも初めての出会いです。また、公共の場所での排泄経験も大切な成長の学びです。その経験がよりよいものになるように、夏休みの期間中に第一幼稚園のトイレをリノベーションしました。園舎全体のイメージの中で、教育の場で子どもが使いやすい洗練されたトイレとなりました。
 ポイントは、何よりも園舎内のカラーデザインとの一体感があって、明るく清潔でオープンな場所にしたことです。また、園児の安全が確保できるようないろいろな仕組みを考えました。まず、手洗いカウンターやブースの仕切りの高さを教員の目が行き届きやすい高さにしました。トイレブースの扉は、指がはさまれないような仕組みになっています。さらにブースは、使用時のみ扉が閉まりますので、空いているブースが一目瞭然で分かるようになっています。
 完成して2学期始業式から、新しいトイレは大人気です。「かっこいい!」と、うれしそうにトイレを使っています。まさにトイレも子どもたちのお気に入りの場所のひとつになりました。 
(画像: 綺麗になったトイレ)
 

 大好きな絵本がいっぱい

 第二幼稚園のひまわり階段は、園舎の中心にあたりますが、この場所に新しい大きな絵本棚が完成し、毎日、絵本が大好きな子どもたちでにぎわっています。
 この本棚は購入したものではありません。設計は、教員たちの構想をもとに卒園児のお父様が図面に仕上げてくださいました。そして、企業のボランティアの力もおかりして、教員たちも一緒に材料の購入、組み立て、本棚の角で怪我をしないようにサンドペーパーでの面取り、ニス塗りでの仕上げまでをして完成させたものです。ですから、大きな本棚は、階段にぴったりの寸法で、いたる所に幼児教育現場だから発想できるような工夫がされています。
 絵本はすべて表紙が見えるようになっていますから、表紙に招かれて子どもたちは自然に集まってきます。いろいろな絵本や、たくさんの友だちに出会える空間になりました。絵本との出会いは、幼児教育の大切な部分を担っています。幼稚園で読んだ絵本、読んでもらった絵本は、生涯にかかわる楽しい思い出になることでしょう。
 (画像: 絵本て楽しいね) 

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