武蔵野東学園広報 第38号    平成23年(2011年)12月19日発行

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高等専修学校

  第26回 紫峰祭 大勢の人に支えられて

珍しい種類のジャム

 第26回を数えた紫峰祭(学園祭)。今年もご来賓、保護者、入学を希望する方、近隣の方、そして卒業生が、大勢来場されました。紫峰祭では、例年通り後援会のお母様方のバザーをはじめ、ステージショーや模擬店、陶器販売や貴石販売、学習展示など各専門コースの生徒たちがそれぞれ工夫を凝らしてお客様をお迎えしていますが、他にも数多くの方たちが、紫峰祭に花を添えてくれています。 まずその筆頭となるのが本校のC組の生徒が毎年農業従事研修でお世話になっている山梨県のNPO法人南アルプス・ファームフィールドトリップのお店です。C組の生徒たちも生産に関わっている様々な種類のジャムは絶品です。ラズベリージュレ、パッションフルーツジュレ、トマトジャム、アプリコットジャム、キウイジャム、洋梨ジャム、桃ジャム、梨ジャムなど都内のスーパーでは手に入れることのできない色々な種類の珍しいジャムや、プリン、白菜、レタス、かぶ、ゆず、柿などの地野菜や果物の販売をして頂きました。ジャムは常時、チャレンジショップにて販売しておりますので是非お試し下さい。
 そしてもう一つが、本校の卒業生がお世話になっている福祉作業所などの自主製品の販売です。今年は10の団体が卒業生コーナーに出店しました。5年間保存できるパン、髪飾り、はがき、印鑑ケース、エプロン、祝儀袋、ハチミツ、マフラー、ポーチ、オリジナルカレンダー、干し椎茸、手すき和紙製品、マグカップや石けんなど、これらも普通のお店ではなかなか購入できない味のある商品ばかりです。
 このように今年も大勢の人に支えられて盛大裡に紫峰祭を終えることができました。今回来られなかった方は、是非来年の紫峰祭にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 (画像右:卒業生コーナー)

 第28回 合唱コンクール

 12月7日、三鷹市芸術文化センター風のホールにおいて第28回合唱コンクールが行われました。今年はよりいっそう本校の教育を理解して頂こうとウォータークーラーやブルーレイプレーヤーなどをご寄付頂いている東京西北ロータリークラブの皆様を特別にお招きしての合唱コンクールとなりました。
 本校の合唱コンクールは学年対抗の部とクラス対抗の部との2部制になっており、クラス対抗の部では、毎年、各学年のC組がチームを組んで歌っています。今年度も皆で力を合わせて熱唱しました。惜しくも上位入賞には至りませんでしたが、会場の人たちに笑いと涙と感動を与えた素晴らしいものとなりました。
 なお、今年度の伴奏者賞は2年下川立太君、指揮者賞は3年山口真生君、学年対抗の部優勝は第3学年、そして、栄えあるクラス対抗の部優勝は3年A組となりました。

(画像:感動を与えたチームC)

 インターンシップ 就業体験

  北原記念館1階にあるチャレンジショップ「ゆう&あい」。障害者雇用のアンテナショップ、学園に学ぶ児童・生徒のインターンシップの場、卒業生がお世話になっている福祉作業所等への貢献、学園関係者と地域住民のたまり場として4つの目的を持って2006年4月にオープンしました。
 本校では進路指導の重点目標に「職業観の育成」を掲げています。このチャレンジショップでのインターンシップを通して、企画や運営、商品計画、仕入れ、会計、接客、販売等を体験し、経済や流通の仕組み、さらには働く意義などを学んでいます。
 接客や呼び込みなどは慣れるまでに時間がかかるようですがお客様から「ありがとう」「頑張ってね」と言われて接客業の楽しさを知ったり、働くことの厳しさを実感したり、生徒たちはこのチャレンジショップで机上の学習では決して学ぶことができない貴重な体験をしています。

(画像:店内での接客)
 

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