耐震工事 小学校の建物は昭和52年に建設されましたので、基準の改正にともない耐震診断の必要がありました。昨年度耐震診断を受けたところ、耐震補強をすべき部分があることがわかりました。そこで本年度、補助金制度を利用して耐震補強工事を実施しました。工事は、小規模なものが5月の連休中から始まり、本格的に始まったのが7月14日のことです。補強箇所は体育館天井と西館です。体育館の天井にはスチールワイヤーを対角線上に取り付けてありますが、それを追加しました。西館は大きく分けて4種類の補強をしました。4階プールの壁のスチールワイヤーの補強。ロビー前の耐震壁新規建設。校庭側開放部(職員室、ロビー、教室)に耐震フレームを組み込む補強。柱を太くする補強。その他にスリットといって衝撃を分散させるための切れ目も入れました。こうして耐震補強が済んだ校舎は見るからに丈夫そうになりました。教室は耐震フレームが入って雰囲気がどうなるのか心配していましたが、ウッド製の階段や棚がアクセントとなってよい雰囲気になったと思います。耐震工事に合わせて体育館の音響を新しくしたり、職員室を広げたり、応接室を新しく作ったりしました。こうして小学校の校舎は、使い勝手がよくて地震にびくともしない丈夫なものになったことをご報告します。 (写真:完成した西館の耐震補強)
創立40周年記念事業
この事業の一環としてこのたび新しい英語室が4階に完成しました。コルクの床、教材や資料を入れるロッカー、新しい机と椅子。子ども達が楽しく英語を学ぶことができる教育環境が整いました。
放課後も英検や児童英検の勉強をする子どもの姿をよく見るようになりました。東中と合わせて9ヵ年一貫の英語教育がさらに充実していくことと思います。(写真:新しくなった英語室)
|
第28回体育祭
今年の体育祭は耐震工事の関係で練習期間が例年より少ないことがはっきりとしていました。そこで、演目を変えてAB組ではリズム体操や組体操などを、またCDE組では全学年で短距離走に取り組みました。特にCDE組の短距離走は会場の皆さんの温かい声援を受けながら全員が走ることができました。それぞれの目標に向かってよい取り組みができたと思います。また、選抜リレーではAB組とCDE組の力を最大限引き出したり、CDE組で選抜される児童を増やしたりするために、それぞれのチームを作りました。優勝をしてメダルをもらうCDE組の子ども達の嬉しそうな顔をみてやってよかったなと思いました。一人ひとりが輝いていた体育祭でした。 (写真:CDE組選抜リレー)
6年AB組鎌倉学習
6年生は社会で歴史を学びます。過去のことを学ぶ上で史跡を訪ねるという活動はとても大事です。これまでも沖縄学習では歴史についてたくさんのことを学んできました。東京近辺に目を向けると、鎌倉幕府の置かれた場所もあります。沖縄だけではなく鎌倉でも歴史を学ばせたいという思いから、第1回の鎌倉学習が実施されました。
「いざ鎌倉」と元気に出発。心配した天候でしたが、青空の下での校外学習となりました。コースは高徳院(鎌倉大仏)→大仏坂ハイキングコース→銭洗弁天→円覚寺→建長寺→鶴岡八幡宮で、予定通りの行程を見学してきました。事前学習をした上での見学でしたので、自分の目で歴史を感じ取ってくることができました。 (写真:大仏の前で)
次のページへ(中学校)
|