今年も好調、英語検定の取得状況 英語カリキュラムの重点化のひとつとして年に1回は英語検定を受検することを勧めて取り組んでいますが、今年度も第2回までが終了し、右表の通り好結果が得られています。日ごろの学習では「コミュニケーション」や「演習」の授業で英語の表現に多く接して語学的な感覚を養っており、また英語検定の実施に合わせて実施しているCASEC(コンピュータによる検定システム)も、受検への良い目安になっています。まず自分の自主学習で取り組める目標としてのWIT (Words and Idioms Test:オリジナル英単・熟語検定)は、学年を越えて挑戦できる点で励みになっています。こういった地道な取り組みが好結果につながりました。2級または準2級を取得するには大変な努力が必要ですが、今年度は2学期までに3年生ABクラスの33%が取得、3級までは74%が取得しています。昨年度までの取得率と比べると大変な成果があがっているといえます。
今年度は英語のプレゼンテーション力を高めることを目標に「音読の強化」を重点にしています。学年ごとに行ったレシテーション(recitation:暗唱、朗誦)コンテストでは、生徒たちは日本語では自然にできることも、英語なら「英語らしく」表現する工夫が大切だと感じていたようでした。
◎ 今年度2学期までの学年別取得者数
学年
(受験者数) |
2級 |
準2級 |
3級 |
4級 |
3年(61) |
2 |
17 |
23 |
15 |
2年(57) |
2 |
1 |
11 |
26 |
1年(64) |
0 |
0 |
5 |
14 |
計 |
4 |
18 |
39 |
55 |
*表中の数字は最上位級の資格保持者数。
◎ 3年生取得状況 過去2年間との比較
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機会体操部とダンス部 全国大会出場
「体力つくり」 全国4位
器械体操部(女子)は今年夏の東京都大会で3位入賞し、8月に町田市で開催された全国大会に出場を果たしました。
器械体操部(男子)は過去に関東大会に6回出場していますが、全国大会出場は初めてです。全国大会では全体で13位の成績でした。またダンス部は11月の全国中高ダンスコンクールで、みごと2年連続10回目の優勝を飾りました。
(写真上: 機械体操部全国大会での平均台演技)
さらに毎年全国レベルの入賞を続けている「中学校体力つくりコンテスト」(毎日新聞社主催、文科省ほか後援)では、今年は約3680校中全国4位にあたる「毎日中学生新聞賞」を受賞しました。
新体育館 2006年春竣工予定
中学校待望の新体育館が、まもなく着工となる予定です。地上2階、地下1階の規模で、1階にバスケットボールコート1面またはバレーボール用コート2面をとれるメインアリーナ、地下に器械体操もできるサブアリーナ、2階にランニングコースやトレーニングスペース、卓球場、屋外にはテニスコートを備える予定です。
体育の授業や部活動だけでなく、CDE組の劇発表や入学式、卒業式の式典も今まで以上に立派にとりおこなうことができると、楽しみにしています。
新体育館の概観図
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