第一幼稚園
が新しい園舎に生まれ変わりました
2学期から第一幼稚園が新しい園舎に生まれ変わり、子どもたちも新しい園舎で充実した楽しい生活を送っています。今回はリノベーションされた第一幼稚園を紹介します。
1階、自閉児クラスの保育室から健常児クラスの保育室につながる遊びのスペースはお互いが場面を問わず自然に交じり合い活動しています。また、壁やドアのない保育室では自然に隣のクラスに遊びに行き、2階のホールでは大きなブロックやプラレールをダイナミックにひろげていろんなクラスの友だちと遊び、園舎全体でクラスを越えた交流が広がっています。(写真:ホールでのダイナミックな遊び)
クラスとクラスの間に設けられたパーゴラ。パーゴラの入口も意図的に狭くして、子どもたちの好む「こもった雰囲気」がある遊び場を作りました。
落ち着いて絵本を読んだり、自分で作品を貼ったり飾り付けたりできる、創造的なスペースになるよう工夫された「出会いと遊びの場」です。友達とベンチに座って絵本をゆっくり見ていたり、先生たちがやさしく読み聞かせをしている姿はほほえましく、「小さなお部屋」という雰囲気を楽しんでいます。また、子どもたちの荷物をしまうロッカースペースは全てが安全で使い勝手に配慮したオリジナルの家具によって創られています。(写真:パーゴラの中での読み聞かせ)
保育後の預かり保育(ひがしっ子クラブ)は、1階の保育室や玄関ホールまでの全体のスペースを使用しています。そのために保育室とパーゴラは少し広めになっていたり、個人ロッカーにはカーテンが設置され個人の荷物が隠れるようになっています。預かり保育に参加している子どもたちは保育室や園庭でじっくりと自分の好きな遊びを展開し、手作りおやつにも挑戦し、充実した保育後の時間を過ごしています。(写真:預かり保育での子どもたち)
子育て支援室は、乳児が床でも遊べるように温かい感触のコルク素材の床、熱いお湯も出るミニキッチン、家庭とのつながりが感じられるソファーやテレビなども備えられ、照明も保育室とは雰囲気をかえ居間のような部屋です。夕方まで幼稚園にいる子どもたちにも家庭的な安心感を提供できるホスピタリティあふれる部屋になりました。人数によってはパーテーションをあけて、保育室とつなげて広いスペースにすることもできます。
玄関ホールは靴箱を壁際に寄せ広々としたスペースを確保しすっきり明るくなりました。登降園時の靴の履き替えスペース。預かり保育(東っ子クラブ)の個人荷物を置いておくスペース。イベント時のウェルカムスペースなど、さまざまに活用できるホールになり、また、ウッドデッキへのドアを新設し、外靴を履いてすぐ園庭に出られるようになりました。
職員室はフリーアドレスという形態で、先生はどこに座ってもよいので、仕事の内容や会議のメンバーによってグループチェンジしながら、さまざまな仕事をしています。コミュニケーションも格段によくなり、保育活動のさらなる充実をサポートしています。
屋上には園庭と同じ天然芝を設置しました。夏にはプール遊びもできるスペースがありシャワーや目洗い場も整備しました。
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