今年度は
「アシスト」を重点に、他者への気遣いとともに更なる自発性の伸長にも取り組んだ年度であり、日ごろのクラスにおける自治活動や、行事の運営などにおいて、少し視野を広げて他者を気遣う行動や、新たな発想の芽吹きが見られました。たとえば学園祭では新体育館を利用した活動を実行委員会が企画し、生徒による前日祭が実施されたことも、そのひとつでした。各行事や校外学習ではABクラスとCDEクラスの生徒がペアになり「アシスト」の気持ちを持って準備から実施にむけての活動をすすめ、より一層の絆が深まりました。
ABクラスの重点教科である英語では、英語検定において2級・準2級レベルに3年生の31%、2年生の24%、1年生も3級レベル以上に29%が合格して、今年も成果が見られました。CDEクラスでは
「生活技術の向上」を引き続き重点に「仕事」と「手作業」をカリキュラムの中心にして学習を行いました。『体験』や『実習』などの授業との連繋、またご家庭での手伝いなどのご協力をいただいたことにより、目標とする生活技術が身についてきています。
またABクラスの
『生命科』職業観の授業に関わっては、保護者の方に2回の講演会を催していただき、生徒のよい刺激になったことも今年の特筆すべき事柄でした。
部活動では、陸上競技部の2名が走り高跳びと800m走で全国大会に出場、1名がジュニアオリンピックの走り幅跳びに出場。体操競技部が3年連続で全国大会に出場し、男子は団体総合3位、女子は団体総合7位の成績を収めました。またダンス部も全国コンクールで奨励賞を受賞して健闘しました。
3年生ABクラスの進学は、私立では海城高、成蹊高、中央大杉並高、中央大附属高、豊島岡女子高、明治大明治高、早稲田大高等学院、早稲田大実業学校高、都立では国立高、国分寺高、西高ほかに合格を果たし、各自が将来の目標に照らした進路選択を行いました。(写真: 「お互いに“アシスト”の気持ちをもって」)
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