武蔵野東学園広報 第31号 平成21年(2009年)7月16日発行 |
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第
8 回 公
開 授
業
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農業従事研修 おやてっと隊 今年度よりC組の生徒を対象に農業従事研修を行っています。都市部では実施困難な継続的な農業従事体験を、高齢化と後継者不足で悩む山梨県の古くからの果樹園産地において、農繁期を中心に農業従事体験を重ねることにより、本校卒業後の農業分野での就労の可能性を追求することを目的としています。実習場所は南アルプス・ファーム・フィールドトリップ。現地の農家やNPO法人の皆さんの協力を得て、桃の袋がけ、ジャム用さくらんぼの収穫と軸や種取り作業、ブルーベリー畑でのウッドチップ運搬作業など、すでに2Cと3Cの生徒が取り組み、1Cは秋に実施する予定です。南アルプスの大自然に親しみながら規律正しい集団生活を送り、近い将来、職業として農業に従事できることを願っています。 |
保護者研修会初めての試み 6月13日に行われた保護者研修会で、初めての試みとしてクラス単位でのグループディスカッションを行いました。それぞれのグループに卒業生の保護者に入っていただき、卒業後に役立ったこと、卒業までに身につけておけば良かったこと、職場を決める際のポイント、保護者としての職場との関わり方、社会に出て困ったこと、大人になってからの接し方、貯金、身だしなみ、余暇の過ごし方など、より具体的なお話をしていただきました。 「少人数だったので本音の話が伺えた」「現実的で大変参考になった」「学校と密に情報を共有することの大切さを改めて感じて心した」「制度等についても体験談を通してわかりやすく知ることができた」「親が武蔵野東に関することを楽しむというのは明確な指標だと思った」「我が子の障害にも明るく前向きに対処していきたいと思った」「現実の厳しさも感じたが壁にぶつかった時に先生方に遠慮なく相談しても良いのだという大きな安心感も得た」との感想をいただき、大変有意義な研修会となりました。当日、司会、書記をしていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
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