武蔵野東学園広報 第32号 平成21年(2009年)12月17日発行 |
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第24回紫峰祭盛会裡に終了
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体育科(コース)キャンプ実習 本校の体育科及び体育コースの生徒たちは、年2回、6月(2泊3日)と10月(3泊4日)に埼玉県秩父市にある県立大滝元気プラザにおいてキャンプ実習を行っています。標高約900mの自然に恵まれた山間にあり、都心ではできない学習活動や野外活動また勤労体験活動など様々な体験をすることができます。キャンプ中の食事は、3食全て炊事場での自炊です。飯盒炊さんでのカレー作り、牛丼、味噌煮込みうどん、バーベキューなど、班毎に食事の用意をします。3年生は手慣れたものですが、初めての1年生は苦労しているようです。自分たちが作った料理の味は格別ですが、日ごろの食事のありがたみを痛感します。勤労体験活動では間伐、まき割り、開墾なども行いました。ハイキングやオリエンテーリング、最終日の夜にはキャンプファイヤーを楽しみます。4日間のプログラムを通して、自然と調和することの大切さ、食のありがたみ、仲間の大切さなど、さまざまなことを修得することができました。
炊事場での飯盒炊さん |
卒論や教員研修の場として 本校には毎年大勢の方が見学に訪れますが、今年も様々な目的を持って日本全国からお客様が来校しています。5年前に「不登校」をテーマにして卒論を書くために来校した東京大学教育学部の学生さんは、卒業後も大学院に残り定期的に訪れ、修士論文を書き、現在は教育学研究科総合教育科学専攻の博士課程の論文を書くために来校。昨年に引き続き、年明けのスキー教室にも同行する予定です。また、9月には琉球大学教育学部の学生さんが朝から夕方まで3日間の実習を行いました。以前NHKで放映された「こころの二人三脚」の書籍版を読んで混合教育やバディのことを知り、本校に子どもたちが抱えている学校生活の生きづらさを乗り越えるヒントとなる実践があるはずだと考え、卒論にまとめるとのことでした。
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