武蔵野東学園広報 第41号    平成25年(2013年)3月8日発行

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幼稚園

  おもち 美味しかった

 子どもたちが楽しみにしていた餅つきを昨年の12月18日に行いました。年少の子どもたちにとっては初めての餅つきということもあり、大きな蒸し器や臼や杵を見てびっくりしていました。まずは蒸したての餅米を食べたみたところ「ごはんだー」「もちもちしていておいしい」と驚きの連続でした。年中、年長の子どもたちは、経験していることもあり、蒸した餅米を口に運んだ瞬間に、「お米と味が違う」「よく見ると色も違う」「口の中でお餅になった」など、普段なかなか家庭では食べることの出来ない餅米を味わっていました。餅米を食べた後は、先生とお父様との絶妙な掛け合いで餅つきが始まり、最後は子どもたちが杵を持ち、真剣な表情で餅をついていました。出来上がった餅はお醤油につけクラスのみんなで分けて食べました。自分でついた餅の味は格別だったようです。
 毎年、餅つきには、東中2年生の生徒が幼稚園実習を兼ねて手伝いに来てくれています。生徒は子どもたちの餅つきの補助から、つき終わった餅を小さくちぎって一口サイズにする仕事まで今や餅つきには欠かせない存在なのです。その他にも、武蔵野郷土民謡保存会の皆様が土地に受け継がれる餅つきの披露など、多くの方々にお手伝いをいただきました。
 子どもたちは、餅つきを通し食べ物が出来上がるまでの過程を知り、そこにかかわってくれた多くの人たちへの感謝の気持ちが育っています。まさしく餅つきも「食育」を実践している場なのです。
 (画像: よいしょ)   

 地域の皆様!ようこそ いらっしゃいました

 2月13日に地域の皆様を第二幼稚園にお招きして、ふれあいデー(子どもたちとのふれあい)を行いました。関前のちょうど中央に位置する幼稚園ですから、地域の方も幼稚園の存在は分かっているもののセキュリティがしっかりしているので、園の中がどうなっているのかは、なかなか知る機会がありません。そこで、機会を作って幼稚園を開き、ここで過ごしている子どもたちの様子や園舎の雰囲気を感じ取っていただきたいという願いをもった地域開放事業なのです。
 今年も関前南小学校や第五中学校の校長先生方、関前福祉の会の会長さん、市議さん、駐在さん、コミュニティセンターの皆さんなど、多くの方々がお越しくださいました。加藤園長からは50周年に向かっている学園や幼稚園のこと、日頃からのご支援への感謝をお伝えし、その後、ひまわり階段に集合した子どもたちからは、心を込めて手作りしたプレゼント(花束・お花のレイ・手裏剣!など)を差し上げました。続いてホールでは、年長児全員が発表会で演奏した曲を披露し、お客様からはたくさんの拍手とともに「すばらしい。感動しました。」という感想をいただきました。自由に園内も見学していただき、子どもたちが案内したり、遊びに誘ったりして和やかなふれあいの時間を過ごすことができました。
(画像: 手作りのプレゼントどうぞ) 

 すてきな すてきなプレゼント

 さまざまな知識や体験を吸収する幼児期に、緑や花にふれあい、親しみ、楽しむことができればどんなにすてきなことでしょう。そこで年長児には、毎年、日比谷花壇さんの協力のもとで「花育」として、ブーケ作りを行っています。
卒園を目前に控えた年長児ですから、幼稚園の思い出を胸にありがとうの気持ちを込めて持ち帰っています。プレゼントの渡し方も、それぞれ工夫しているようです。「涙がでるほど嬉しかったです。」「帰ってきてから内緒にしていて家族が揃った時に渡してくれました。」などなど保護者の皆様は、子どもたちから多くの感動をもらったようです。
花を通して気持ちが伝わっていく経験の中で、緑や花を大切にする子に育っていってほしいと願っています。
(画像: 見て ブーケの出来上がり) 

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