武蔵野東学園広報 第53号    2019年 3月8日発行

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幼稚園

  第54回幼稚園発表会

発表会オープニング

 今年で54回目を迎えた発表会は、2月1日(金)に府中の森芸術劇場どりーむホールで開催しました。 
 幼稚園の様々な行事では、その取り組みを通して一人一人が成長するプロセスを大切にしています。発表会の取り組みでは、もっと歌いたい、もっと奏でたい、もっと跳んでみたい、もっと可愛く踊りたい、そんな意欲を引き出す環境を大事に考え、子供たちのやる気にスイッチを入れるように工夫をしてきました。
 一人一人がなりたい自分に向かっていく中で、上手くできない葛藤があった時にも友達と助け合い励ましあうことなどのかけがえのない経験が、子供たちの成長につながっています。その成長の姿は舞台でもしっかりと表れて、どの子も大きな舞台の上で臆することなくやりきる姿が、とても印象的でした。
 発表会後の幼稚園では、いつもと変わらずに縄跳びやダンスに取り組んだり、当日のことをつぶやきながら絵を描いたり、また当日お休みした友達のためのミニ発表会を子供たちが自ら企画・開催したりと、発表会という行事と日々の生活につながりがあることも、本当に嬉しいことです。
 そして子供たちを支えてくださっている保護者の皆様と、当日お越しくださった多くのお客様の拍手や声援は、今年も舞台にあたたかく降りそそがれ、子供たちの記憶にしっかりと刻まれたことでしょう。
 保護者が支えてくださる保育環境

花壇の手入れ

 保育環境を支えてくださる保護者の活動が、今年も活発に展開されました。
 お母様手作りのガーデンピックが園庭の花壇を演出したり、朝の絵本コーが作詞作曲した曲を素敵なハーモニーで卒園前の年長さんに聴かせてくださったりと、保護者の得手を活かしたサークル活動を通して、子供たちの保育環境に彩を加えていただきました。
 また、お父様方の活動では、年長お泊り保育やお芋ほりのお手伝い、そして秋の園まつりで使うコリントゲームの製作やポップコーンの販売をしてくださいました。参加したお父様方も童心に戻って活動を楽しむことができ、また子育て談義も大変盛り上がり交流を深めることができました。

 地域の方と一緒に

先生たちの発表会 ~実践研究報告会~

 2月16日(土)「先生たちの発表会」と題して、幼稚園で一年間実践してきたことを4つのテーマにまとめて発表しました。
 当日は、160名を超える保護者の方や地域の方が参加してくださり、本園の取り組みを共有する時間を持つことができました。


<実践報告4つのテーマ>

「年少における創造性を育む保育環境」
年中から年長へとつながる"言葉による伝え合い"
   ~幼児期の終わりまでに育ってほしい姿から~
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
「日々の交流を通した子供の育ち」

コミセンまつり

 今年も地域の方と様々な交流をしてきました。地域運動会(10月)では有志の先生がリレーに参加したり、園まつりと同日開催の関前コミセンまつり(11月)では年長さんの製作した恐竜(なかよしサウルス)を展示したり、収穫祭(10月)や地域もちつき(1月)のお手伝いをしたり、関前防災会(1月)に参加し災害時の情報共有をし、交流を深めました。また関前福祉の会「あいさつ運動」(年2回)では今年も園児のポスター作りに継続して取り組み、年長さんの描いたポスターが地域にいろいろな場所に掲示されました。
 そして、2月6日(水)に地域ふれあいデーを開催。第一幼稚園に地域の方をお招きして、子供たちと触れ合う時間を通して本園を理解していただく機会を持ちました。来園された方から、園児の作る折り紙やいろいろな素材を使った製作に「一人一人オリジナルのものを作っていてすごいですね」と、子供たちに声をかけてくださいました。

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