「自分の存在の重さを知り、他の人の重さを感じることができる」生徒であることを願って設置している生命科。先週から2週に渡って自閉症について学んでいます。前回は導入としてセサミストリートのキャラクターの自己紹介動画を視聴した後、自閉症の特徴等を学習しました。そして今週は『自閉症の僕が跳びはねる理由』の著者である東田直樹さんの中学時代の映像を視聴しました。
入学して2か月。初めて混合教育の場で学んでいる生徒も4月から毎日の学年清掃や山荘合宿等を通しお互いを知り、仲を深めているところです。今回の学びが日々の生活の中でも更に生きてくることを期待しています。
以下生徒の感想です。
〈今までなぜそんなことをするのだろう、分からないことがありました。この映像を見て理由があってこそやるのだと理解できました。行動の表し方は違っても思っていることは自分と一緒なのだと思いました。〉
〈VTRを視聴して、自閉症の子が普通の子と少し違っていても私たちと感じたり思ったりする事は同じということです。自閉症の友達と一緒にいて何を考えているか分からないときもありますが、そんなときは時間をかけて少しずつ理解して打ち溶け合えるように心がけていきたいです。〉