実習の時間には、調理・被服・木工・修繕・事務用品の作業など、生活に役立つことを学びます。今回は第1回目の被服でした。1年生では基礎縫いの技術を身につけていきます。初めにこれから縫う「布巾」のアイロンがけとネームシールの接着を行いました。各自が選んだ色の布なので、楽しみにしている様子です。アイロンの扱い方や安全面で気をつけることについてクラスで説明を受けた後、一人ずつ順番にアイロンを使います。布をのばす左手の動きと、アイロンを押さえる際の圧のかけかたがポイントでした。アイロンがけのあとは、裁縫道具の名称を確認し、糸通しを用いて針に糸を通す練習をしました。何度か繰り返すうちにコツをつかんだようでした。次回は、玉止め・玉結び・並み縫いに取り組みます。「手が覚える」という表現がありますが、たくさんの経験を通して裁縫技術の定着を目指します。