社会科見学講座では毎年、テスト後の時間を有効に使い、普段は経験できない見学を企画しています。今年は希望者約40名で東京国立博物館を訪れました。まず特別展「正倉院の世界」で伎楽面酔胡王等の飛鳥・奈良時代の国際色豊かな文化に触れました。やはり出色は螺鈿紫檀五絃琵琶で、製作技法を説明したビデオと本物を見比べて有意義な時間を過ごしました。その後常設展の見学を経て最後はスクールプログラムを受講します。学芸員の方から考古学の基礎、奥深さを説明していただき、生徒たちも満足して解散しました。以下、感想の抜粋です。「デザインがとても細かく、昔の技術に感心した。」「ガラス越しに何時間でも座っていられるほどの美しさでした。」「考古学というのはインディージョーンズのような、もっと危ない仕事かと思っていましたが、想像とは違い、奥の深い学問なんだと思いました。」