「2020年度 学校はこう変わる!情報」第三弾をお届けします。テーマは「探究科」。「探究科」は常に進化を続けてきました。「探究科」のこれからを語るために、その進化の歴史を振り返ってみましょう! 題して『ザ・探究科物語』。
【ザ・探究科物語 その1 誕生前夜】
今をさかのぼること11年前。探究科の前身「研究活動」が産声を上げました。「研究活動」、略称「研活」は、問いを発見し、自ら解決する力を身につけるため、興味を持ったテーマを徹底的に掘り下げ、オリジナル性に富んだ研究や創作活動をどんどん奨励していこうという発想から誕生しました。当時は1・2年生がそれぞれ同時に「研活」をスタート。自分のテーマを考え、主に夏休みを通して資料収集や創作を進め、2学期から冬休みにかけて、完成させました。そして審査を経て、優秀賞・佳作・展示作品が選ばれ、3月に展示発表を行っていました。そこから数年間、内容を充実させながら「研活」は成長していきます。
しかし生徒のオリジナル性あふれる作品を見るうちに、さらに進化・発展させることができるはずだ、という思いが先生たちの中に徐々に高まってきたのです。次回「その2」は【探究科誕生】です。お楽しみに!