2020東中情報 ④

2020/04/03

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2020年度 学校はこう変わる!情報」第四弾です。常に進化を続ける「探究科」に焦点を当て、歴史を振りながらこれからを語るシリーズの2回目のテーマはこれです。

【ザ・探究科物語  その2 誕生】

その1で紹介した「探究科」の前身「研究活動」略称「研活」の次の課題は、この成果を次の学年にどう知らしめていくか、でした。そこで始まったのが優秀賞受賞生徒によるプレゼンテーション。これを全校生徒の前でスライドを使って発表したことは、次に続く生徒たちのモチベーションを高めただけでなく、発表を行った生徒たちのプレゼン力を大幅にアップさせる効果があったのです。これを踏まえ、活動を授業時間に組み込むこと、1年生は探究の本質的な考えと手順を学ぶための「ゼミ活動」を行い、2年次に本格的な「個人探究」に進むこと、校内だけでなく保護者や来校者にも見てもらう機会をつくるため、展示・発表は11月の学園祭で行うこと、そして3学期には、全員が成果をプレゼンすることなどが検討され、その名も「探究科」としてスタートすることになりました。こうして今から3年前、生徒自身が問いを見つけ学びに向かう「探究科」が誕生したのです。

次回、その3で【探究科の成長とこれから】をお届けします。お楽しみに。