「自分の存在の重さを知り、他の人の重さを感じることができる」生徒であることを願って設置している生命科。本日は前回に引き続き「自閉症について理解を深めよう」をテーマとし、『自閉症の僕が跳びはねる理由』の著者である東田直樹さんの中学時代の映像を視聴しました。
AB組は、先週の小金井公園でのレクリエーションで初めてCDE組と交流し、今週は朝の清掃も一緒に行う中で少しずつお互いを知り、仲を深めているところです。今回の学びが、3年間共に過ごすCDE組の友達への理解につながり、日々の関わりの中でも更に活きてくることを期待しています。
以下生徒の感想です。
<誰だって、泣きたくなったり、怒りたくなったりする。直樹君を見ただけでは、本当の気持ちは分からない。しっかりと話を聞いてあげると、しっかりと思いを表してくれる。こんなに、心の中に自分の気持ちが入っているとはおもいませんでした。まだうまく話せなくても、思っていることはみんな同じだと思います。>
<私は、小学校からたくさんの自閉症の人と仲良くなってきました。けど、ときには喋るのが苦手な子もいて、うまくコミュニケーションがとれなくて、やりたいこと、思っていることが分からないことが多々ありました。しかし、映像を視聴して、一人一人考えることは違うけど、「こう思ってるんだ」と、自閉症の子の考えを聞けて嬉しかったです。いろいろな仲間と、少しずつでもいいから、距離を縮めて、仲良くなっていきたいと思います。>