2学年AB組 総合学習生命科 福祉「バリアフリーを考える」 

2020/07/17

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自分や世界のことを立ち止まって考える時間として設けている生命科。1学期のまとめとして国際パラリンピック委員会公認教材である『I’mPOSSIBLE』を使用し、バリアフリーについて各自の考えをまとめています。

まずは車いすのパラアスリートが来校したら、駅から学校までの道のり、そして学校の中にはどんなバリアがあるかを考えてみることを導入としました。その後、「白杖を持った人を見かけたとき」「車いすを使っている同僚との仕事」「車いすを使っている友達とのランチ」の3つの場面での出来事について、それぞれの立場に立った気持ちや自分だったらどう声をかけるかを考え意見を交換しています。

以下生徒の感想です。

●物理的のみならず精神面においてもバリアを作っているのは他ならぬ私たちなのだと感じた。

●先入観で気を遣いすぎ、障がい者・健常者関係なく気分を害してしまうことがある。だから言葉のバリアにも注意したい。

●物理的なバリアがあることは知っていたが、心理的なバリアがあるのは気づかなかった。思い込みや先入観だけで行動しようとするのではなくその人の意思を大切にするべきだと思った。

●先入観に縛られず、障がいを持っている方と何ができて何ができないのかをコミュニケーションを取りながら支える。

「自分の存在の重さを知り、他の人の重さも感じるできる生徒」であってほしい、そんな願いのもと設置された生命科で自分の考えを深めています。