3ABの生命科では最後の単元となる“死生観”に入りました。その第1回目の授業では「人生の終い方」をテーマにした映像を視聴しました。最期の時を「縁起でもない」とタブー視せずに考えてみることは、今をどう生きるかに繋がっているのだと、じっくり考える時間となっています。以下、生徒の感想を紹介します。
「“死”というものを考えたとき、後悔のないように生きたいと思いました。生まれてから一人で生きてきた人は一人もいないから、例えばちょっとしたことでも、普段から感謝の気持ちを伝えていきたいです。」
「人生の最期を考えることは、自分は何のために生きてきたのか、これから何のために生きていくのかを考える大切なものであると気が付きました」
「“死ぬ前に何をしたい?”や、“地球最後の日に何をする?”と聞かれると何を食べたいとか何をしたい、など自分のことばかり考えていたが、周りの人に何を残すかを考えたことはなかった。まだ具体的には考えられないが、周りの人に何か残せる人になりたい」