CDEクラスには、週に1回体験・実習の時間があります。体験では、買い物など社会で必要なスキルを学び、実習では、調理や被服など生活で必要なスキルを高めていきます。今週の体験・実習もコロナ対策として密を避け、1クラスごと別々の内容に取り組みました。
体験のクラスは買い物に行きました。今回は「セミセルフレジ」の利用を課題として設定しています。タッチパネルの操作、コインや紙幣の投入、お釣りやレシートの受け取りなど、良い経験ができました。
調理のクラスは「チャーハン」を作りました。野菜を切るところから、調理器具・材料・調味料を揃え、事前の説明通りに炒め、盛り付けをし、使った器具を洗って片づけるところまで全て一人で行っています。一つ一つの作業はできても、一連の流れとして見通しをもって行うには日頃の積み重ねが大事になってきます。
被服のクラスは「染色」を行いました。道具を使った絞り染めの準備をしたものを染色液に漬け、指示通りに洗い、道具を外します。染め上がって初めて模様が明らかになるのが絞り染めの楽しみの一つ。よく集中して取り組めていました。