1年生の生命科では前回に引き続き、「自分自身の身体のことを知り、向き合う」ことをテーマに学習しています。本日は、植物状態から奇跡の復活を遂げた息子とその人生を支えた家族の実話を通して、自分の脳、更には生命にとって本当に大事なこととは何か考えることができました。「人間の感情は、他人との関係で育まれる」「脳の成長には、諦めずに努力することが重要」など、今を健康に生きている自分たちにとっても大切なメッセージを受け取っていました。
以下、生徒の感想です。
「前頭葉が90%消失しても、他の部分で役目を補う『脳』は本当にすごいし、『生きたい!』という気持ちが伝わった。また、人間の『感情』『愛情』『努力』が生命に関わっていることに驚いた。」
「何かを成し遂げたい時は最後まで諦めずに努力することが大切なのだと改めて強く感じた。脳の働きのように、人体には、失われたものの裏に働き続ける何かがあり、本当に凄いなと思った。」