歴史分野の「日本国憲法」では、民法が改正されて男女平等の流れが生まれたことを学びました。そのなかで、現在の民法で「結婚できる年齢は?」と質問をすると、生徒たちからは「男子は18歳、女子は16歳」という解答が返ってきました。発展課題はここから。「なぜ男女で同じではないのか?法の下の平等に反しないのか?」いろいろと調べてみると、年齢差がある理由がわかるとともに、実は2022年4月に民法が改正され、成人年齢が男女ともに18歳となることを知りました。高校3年生で成人となり、カードローンなども組めるようになること、そこから想定できる詐欺被害などにも話題が及び、実生活に即した授業となりました。