実習は２時間続きの授業で、調理・被服など生活に必要な技術を学びます。今日はクラスごとに「スパイシーキーマカレー作り」と「ボタンつけ」、「ネクタイ結び」を行いました。調理は、各自が自分の食べる分を作ります。材料をみじん切りにして炒め、スパイスとスープを鍋に入れて水分がなくなるまで焦がさないように注意しながら混ぜました。洗い物や片づけもスムーズに行えていて、経験が力になっているのを感じます。ボタンつけは、２つ穴ボタン、４つ穴ボタン、スナップボタンの付け方を練習しました。将来、服の修繕が自分でできることを目指しています。ネクタイ結びは、卒業後に必要となるスキルです。イラストや動画で結び方を確認してから取り組みました。長さの調節や結び目の形に苦戦しつつも、結べると少し大人に近づいたようで誇らしげでした。

中学校で行う実習の授業は今回が最後ですが、学んだことを今後の生活に活かして欲しいと願っています。