本校の数学では、学習単元の本質につながる題材を提示し、そこからどのようなことを見出せるかを生徒が考え、答えを導いていく学習として、“『?』(なぜ)レポ ”を行っています。
2年生は一次関数の単元を学習しているところですが、一次関数の変化の割合が一定であり、一次関数の式 y=ax+b の a の値と等しくなることを考えました。
思考のルートとして、次のようなヒントも加えています。
① x の値がどこからどこまで変化しても、一定の値になる。
② 具体数で考えてはいけない ⇒ 文字と式を用いる。
③ 目的の形になるよう、式を変形(計算)していく。
覚えることよりも、なぜそうなるのかを考える授業を展開しています。