2学期最初の実習は被服でした。1学期に手縫いで進めてきた「刺し子の布巾」を手洗いし、チャコペンシルの線を落としました。洗い方は「もみ洗い」です。布を広げて軽く握り、布と布とをこすり合わせます。線が残っていないかを確認し、握る場所を少しずつ移動させながら全体を洗い終えたら軽くたたんで固く絞ります。それから、布をピンと左右に引っ張ったり、手に挟んで叩いたりして皺をのばして干しました。力の入れ具合やそれぞれの作業の意味合いの理解については、経験の差が出る様子でした。日常生活の中でも、靴下を洗ったり、タオルやハンカチを干したりして感覚をつかみ、手際よくできるようになると良いでしょう。