2年生の生命科では、国際理解をテーマに活動を行っています。今回はその一環として、名曲『We Are The World』について学びました。この曲はもともと1985年にアフリカの飢餓と貧困層を解消する目的でつくられたキャンペーンソングで、著名なアーティスト45人が集結して完成されたものです。2010年にもハイチ地震による被災者支援のためにこの曲が再レコーディングされました。授業ではこの曲の成り立ちを学んだ後、1985年版と2010年版の両方のミュージックビデオを視聴し、感想を書く活動を行いました。以下、生徒の感想の抜粋です。

有名な歌手たちが集まって一つの歌を完成させるのは夢があって、希望を与えてくれると思いました。「僕らは子ども」という歌詞が印象的でした。子どもは世間の目や自分の都合などを深く考えず行動できるので、誰に対しても自分が正しいと思う選択をありのままに表現します。だからそんな子どものように、僕らも国や人種を超えて協力しようという思いがその歌詞にあるのだと感じました。