生命科の授業は「平和」「生命」「国際理解」「将来観」などをテーマに、答えの出ない問題を自分ごととして捉え考えることで、生徒一人ひとりが、自分なりの考え方・答えを見出していく教科です。3年生では「平和」を単元の一つとして扱います。その初回であった今日は「特攻隊」をテーマに「過去の事実を知る」ことから始めました。「平和」について考える上で、「戦争」という問題を避けて通ることは出来ません。今回視聴した映像では、「特攻隊」を戦時下の悲劇として扱うのではなく、歴史の中に埋もれてしまいそうになっている兵士一人ひとりの考え、想いに焦点を当てています。歴史的事実を知るだけでなく、年代の近い、当時の特攻隊員の気持ちや考えに思いを馳せる時間となりました。