1年生AB組の生命科は友愛をテーマとして進めています。前回は自分の「当たり前」と人の「当たり前」が違うということに気付きました。そして今回は友人関係の中でありがちな「いじり」について、映像を観ながら自分の考えをまとめていきます。入学から3か月近くが経ち、校外での宿泊学習も経験し仲の深まったからこその「いじり」が少なからずあるように感じます。だからこそ今、この質問を一人ひとり考える時間をとりました。
「いじめ」にならない「いじり」はあるのか。
映像では何気ないいじりからエスカレートした「いじめ」を苦に命を絶った中学生の映像とともにこの問いかけがされました。映像の中でも同じ中学生の意見交換の場面があり、生徒たちは「自分の当たり前」ではない意見にも耳を傾け、自身の行動や今までの体験を振り返ったうえで、人との関わりで気遣っていくべきことをまとめました。
以下生徒の意見です。
「軽い冗談のつもりが相手にとってすごく嫌なことかもしれないし、笑ってくれていても本当は嫌な気持ちになっているかもしれないということを忘れないようにしたい。」「この発言をして相手を傷つけないか、相手の立場を常に考えることが大切だと思う。そうすることでお互いに良い生活を送ることが出来ると思う。」「自分が嫌だと思ったときは場の空気を優先するより、嫌だという意思表示をするべきだと思う。」「相手のことを考え、自分の言葉に責任を持たないといけないと思った。」