本校では、教科の枠にとらわれない教科横断型の授業を「コラボ授業」と称してカリキュラムに組み込んでいます。今回は1年生の授業で、数学科と美術科のコラボ授業を展開しました。
1年生の数学科では「比例と反比例」の単元で、座標を学習します。指定された2点を直線で結ぶことを繰り返すと、曲線が浮かび上がります。座標を活用することで、高校で学習する包絡線の考え方に触れることができました。また、美術科の観点からはこれを利用した美術作品や造形物があること、美しい曲線を直線で作ることができる、ということを説明しました。
点の結び方によって、様々な曲線模様が描かれ、より複雑な作品が作られることに生徒は驚き、関心を寄せていました。コラボ授業を通して、図や座標の見方の広がりがみられた1時間となりました。教科を横断することで新たな観点が生まれた時間となりました。