1年生の生命科では、ディベートも取り入れて思考を深めています。
今回の議題は「再生紙とストーンペーパー、SDGsの達成により貢献しているのはどちらか」です。
SDGsの単元では「多角的に物事を見ること」を大切にしています。そのため自分が再生紙側、ストーンペーパー側どちらに属するかに関わらず、SDGs達成に貢献している点、達成を妨げている点の両方を調べました。その上でチームごとに立論の内容をまとめました。
今日はまずディベートの立論の段階までを行い、その後はチームごとに相手側の立論を基に、反対尋問で相手に尋ねる内容や、相手側が尋ねてくるであろう内容を予測しその答えを用意する、という活動を行いました。
ディベートは本来どれだけ論理的に話をすることができるかで勝敗を決めます。しかしこの単元ではそれを1番の目的にはせず、1つの問題について多方面から深く考えるツールとしてディベートに取り組んでいます。今後、ディベートで考えたことを基に、「両方に問題点はある中で、ベストな方法は何か」「両方の強みを生かした新たな方法はないのか」という方向で話し合いを進めていく予定です。