2学期の実習被服では、箸袋を製作します。製作にあたっては、自分で布を染めるところからスタートしました。作りたい模様をイメージしながら、ビー玉や1円玉、割り箸などを輪ゴムとクリップを使って布に固くとめていきます。道具を使った絞り染めです。布を水で濡らしてから染色液に浸し、ゆっくりとかき混ぜます。色留めを施し、水洗いをしてから、今度はとめてある道具を外していきます。指先の力と慎重さの必要な作業ですが、丁寧に根気よく取り組めました。道具を全部外し終わって、布を開いてみると――。「ジャーン!」「できたー!」「いいねー!」と、現れた綺麗な模様を見て歓声が上がります。干して乾かし、アイロンがけをした後、「オリジナル箸袋」の縫製に入っていきます。