2学年の生命科では「命の尊厳」というテーマの第3回目の学習を行いました。1・2回の授業では小児がんの少年のドキュメンタリーを見て、闘病を続けながらも前向きに生きる姿から自分と違う境遇にある子どもへの想像力をもつことを学びました。
それを踏まえ、今回は院内学級に通った経験のある先生から、小児がんや院内学級について話を聞きました。実際の体験談として聞くことで、より身近に考えることができたようで、生徒の感想には次のようなものがありました。
「病院は病気を治す場所でもあるけど、新しい人との出会いやきずなを育む場所でもあることを学びました。」
「院内学級があるからこそ、長期間の治療も自分を見失わずにできるのかなと思いました。」
「病気=かわいそうだと決めつけてしまうことは、相手にとても失礼なことだと思った。」