国語科 ディベート 2年AB組

2024/03/18

2学年は3学期に太宰治「走れメロス」を学習します。その一環として物語の内容に関するディベートを行いました。

「メロスは勇者である」や「山賊は王の命令である」といった論題で、5人程度のチームで討論しました。ディベートは事前準備が勝負の鍵を握ると言っても過言ではありません。どの生徒も教科書を片手にチーム内で意見を出し合い、論を組み立てていきました。

そしてディベート本番。審判の生徒が見守る中、どの生徒も真剣に堂々と話します。終わった後も、チーム内で教科書を見ながら話し合いを続け、課題にのめりこむ様子が見られました。生徒からは「前に立つと想像以上に緊張してしまう。」「根拠に基づいて反論することは思ったより難しく、みなが納得できるような反論をするのは難しいと感じた。」「チーム内でしっかり情報共有することと、相手の話をよく聞くことが大切だと思った。」などの感想が上がりました。伝えることの難しさと楽しさを感じた経験を、今後の国語学習の糧にしてほしいと思います。