天候にも恵まれ予定通りの行程で初日を無事に終えることができました。各見学場所ではガイドの方の話を熱心に聞いており、とても興味深く見学をしていました。また、各学習班で声を掛け合い、良く協力して行動していました。明日はいよいよ京都での活動。事前学習で学んだことを自分たちの目にしっかり焼き付けて欲しいと思います。
以下は生徒の、初日を終えての感想です。明日以降はブログに掲載します。
京都奈良プロジェクトです。出発時に心配していた天候も晴れとはなりませんでしたが、到着時には雨がやみました。
今日は、法隆寺,興福寺,東大寺,奈良公園に行ってきました。法隆寺では、五重塔の細かな装飾や釘を一切使わない建築方法、建築材料に使われたヒノキの香りを実感しました。法隆寺は世界で最も古い木材建築であり、それは建物の建築方法に秘密がありました。例として、柱の下に石を置き地面からの湿気が木に伝わることを防ぎ腐敗しづらくしています。また、ヒノキはよく建築に使用されますが、その理由はヒノキには樹皮が多く含まれており虫よけの効果があるからだそうです。(Fさん)
興福寺の国宝館では、国宝中の国宝である阿修羅像や閻魔大王の化身である地蔵菩薩が見られ、展示物が撮影禁止の中、生徒はしっかりと目に焼き付けて国宝館をあとにしました。他にも展示物の中には五部浄像などといった迫力のある展示品が数多くありました。東大寺の大仏殿には迫力のある毘盧遮那仏を中心に広目天、多聞天などの仏像がありました。東大寺の柱には人一人分が通れるような穴があり、私も含め生徒の一部は穴を通っていました。(Kくん)